校外学習みたいな感じで、
モーションキャプチャースーツを着ることができる技術体験の機会があり、
今回、実際のモーションキャプチャスタジオを見学することができました。


モーションキャプチャとは
モーションキャプチャは、関節などの人体の動作の特徴となる部位の位置と動きを記録することで、人間の「動作」を記録するものです。関節などに「マーカー」と呼ぶ印を付けて、その位置と動きを3次元で測定し、データ化して記録します。<引用:https://www.tdk.com/ja/tech-mag/knowledge/161>
アクターの動きを四方八方に囲まれたカメラで撮影し、その動きを記録して様々なアバターに適用することで簡単にモーション生成できる装置のこと。

<引用:https://cgworld.jp/interview/201607-bandainamco.html>
こういうスーツを着用してカメラ範囲内でアクションすればそのモーションを記録することができる。
授業だとMayaで一個一個ポチポチアニメーションをつけていたけど、その一連の動作をモーションキャプチャだと一発で「はい!モーションの出来上がり!」
実際には、おかしな動きがあったらそこをせっせこと手直しが必要になるのだが、複雑かつ大量のモーションを1から手付け生成するより遥かに簡単にモーション生成できそう。
個人的モーションキャプチャといえば
個人で触ったのは、Microsoft社のKinectからはじまり、OBSの顔認証とかを触った覚えがあります。もう生産終了したKinect

<引用:https://www.tekwind.co.jp/MS-/products/entry_9391.php>
研究室で初めてモーションキャプチャというものを触ったのがKinectだったかな。
調べていたら、Microsoftの最新モーキャプ「Azure Kinect」も生産終了するからKinectブランドが終わると思うと今後のモーキャプがどうなるのか気になるところではある。

関係ないけど、クリスタの3Dモデルを直接操作できる「QUMARION」も触ったことも。
高価な割に使いづらかった記憶しかないけど!!
配信用といえばOBSと連携して「Vtube Studio」「face Rig」
配信してないけど、時間あったときに触った「FaceRig」
「VTube Studio」は調べていたらヒットしてたので、もしかしたら配信するならこっち?
とまぁ、OBSと連携して顔出し配信するときにカメラ情報から読み取る方法がありますね。
あとはラウンドワンなどのゲーセンにおいてある「Dance a ROUND」
モーションキャプチャのスタジオ見学に参加
モーションキャプチャはそれなりの空間とそれなりの機材(うん千万とかかるらしい)が必要なため、
これからの人生で関わる機会ないだろうと思ってた矢先、まさか学校経由でMocapの体験機会が…!!
学校から10人ほど選抜され、技術見学を兼ねてMocap体験しに引率の先生と共に来社。
そして向こうの担当と引率の先生同士、大人の名刺交換
…のち、引率の先生離脱。
え?あとは我々だけでいいんですか?
放置される我々。そして流れるように着替える。
はじめてのモーションキャプチャスーツ

写真とっていいですか?って恐る恐る訪ねたら、
向こうも写真オッケー♪って感じの心意気で出迎えてくれました。
めっちゃ優しい会社…!!
これですよ、これ!
よくみたことあるモーションキャプチャスーツの姿!
こちらはスーツ着用してから「補助マーカー」という白い丸いワタみたいなのを着けてもらったあとの姿。
マーカーは関節とか身体の部位に合わせてつけるようで、一人一人体幹を確認しながら、補助マーカーをつけていくらしいです。
なので、スーツに着替えた後は、一人一人手作業で補助マーカーを身体に着けていってもらいました。
こ、これ人数分やるの大変すぎません…!?
補助マーカー着けたあとは、動作確認とかも兼ねた軽い運動によるチェック。
トラッキングできてるかチェックしていたのかな?
そのあと停止の「Tポーズ」!
モーキャプといえばあの「Tポーズ」!
本日23時よりTOKYO MX様で放送の #計算中 は『藤間桜のテンションが上がる動画選手権!』🌸河野・斎藤・滝川・柊・丸山の5人がmax maxアゲ動画を撮影っ🎥✨皆様、是非ごらんくださいねっ🤣
— 22/7(ナナブンノニジュウニ) (@227_staff) March 2, 2019
#ナナブンノニジュウニ #ナナニジ #三四郎 pic.twitter.com/mUXz2JzmQZ
実は毎週楽しみにしている「ナナブンノニジュウニ 計算中」もモーキャプスーツによる撮影をしているという。
番組内でも専門用語として「Tポーズ」とかでてきていたので、今日メンバーたちがやっている「Tポーズ」ができて、ちょっとしたなりきりできて嬉しい♪
制作会社は今回おじゃましたところとは違うとこですけど。
ほんとにTポーズで停止してる…!
でも、何回もやったりシステムがうまく動かなくて、しばらくTポーズで止められたときは腕がぷるぷるしていたから、モーキャプスーツ着るときは腕鍛えておかないといけないですね(笑)
あとは現場の偉い人の指示に従いながら、
それぞれアクションしたりして3時間ほどやって解散!!
モーションキャプチャスーツ着ているとわかるんですが、とにかく暑い。
あくまで技術道具なので通気性とかまではまだ改良が届いてないのかな…?
これ着て激しいアクションやるアクターさん…発汗量やばそう。
今はまだ肌寒い季節だったから良かったかもしれないけど、
これが夏とかだと地獄だよね。絶対、扇風機いるよね。
最後に貴重な体験の機会をいただきありがとうございました。
モーションキャプチャも個人でできる時代がくるといいなぁ…
モーションキャプチャスーツの写真いろいろ

着替える前の衣装。スーツにはまだマーカーがまだついてなかったです。
この白い部分が「マーカー」。人間のモーションをとるときは1人80個ほど(?)(ちょっとど忘れ)のマーカーを使うそうで、事前に登録してあるマーカーが一つでも認識できなかったらモーションが破綻するそう。

着替えるとぴっちりっ!これは身体に吸い付きます!
マジックテープとかにひっかかって、びっっと剥がれてしまわないか終始心配してた。
説明聞くときの姿勢もマーカーが外れないように
どんな体勢になろうかめっちゃ気になってしまいましたし(笑)
学校にもモーキャプあるらしい
聞いたところ、学校にもモーションキャプチャあるらしい。4年制の映像系だと授業で触ってると教えてもらったからさ、
ぜひ!
2年制にもぜひ導入してあげて…!!
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